就活学生の皆さまと父母の皆さま
私たちは、就活という人生の節目に寄り添うコンシェルジュでありたいと願っています。その目的を成就するために力を尽くしたいと考えています。社会を生き抜くために必要な要件とは何か。十分といえる要件とは何か。それぞれの講師が自問しながら見つめてきたそれぞれの解を提供いたします。
就活という壁を乗り越えた先がさらに豊かな未来でありますように、一緒に「今」を創造してまいりましょう。ぜひ、わたしたちにおまかせください。また、ご相談ください。
学校関係者の皆さま
模索の時代
明解な「解答」のない時代。「就活」とかかわる皆さまにとっても、模索の繰り返し、ではないでしょうか。個々の学生が過去の自分を振り返り、どのような役割を果たしてきたかを認識する。今の自分が未来とどう向き合うかを思考する。社会人として生き抜くことの解を模索する学生に皆さまが寄り添っている、といった現状でしょうか。
「赤ちゃん渡し」からの脱皮
かつて、日本企業は「赤ちゃん渡し」(企業が大学教育に期待せず、勉学しない学生を受け入れること)を半ば認めていました。「大学教育は役に立たない」といった穿った見方をした上で、その後の新入社員研修によって、「赤ちゃん」からの脱皮を己が手で遂行したのでした。そのような遺業が遍く通用する時代ではなくなった今、企業は新たな人材発掘と人材育成の方法を模索しています。大学教育が果たすべき役割を「社会人の育成」という視点で問い直さければならない時代といえます。
「メンバーシップ型」雇用方式からの転換
日本の企業は、新卒者を採用する際、職務や勤務地などが特定されず長期雇用を前提とした「メンバーシップ型」雇用が一般的でした。そこでは、さまざまな課題に対応することが求められます。諸外国の「ジョブ型」雇用とは一線を画す雇用方式といえます。
ただ、長期雇用あるいは終身雇用が一般的ともいえない現状や、年代が上がるにつれ「ジョブ型」志向をもつひとが増えるといった意識調査もあり、自らのスキル、働き方や生き方が問われる「ジョブ型」を念頭においた就職を意識する必要があるのかもしれません。