新たなキャリア教育の「創造」
大学教育と新入社員教育の融合
授業の内容については皆さま方と衆知を集め、共に「創造」していくことを本旨といたします。また、講師の学生対応について予め約束事を決めることも提案いたします。
例えば、学生個々を肯定的に受け入れ、学生自身が自己を肯定的に内観出来るよう促す、など。さまざまな状況を鑑み、あるべき「解」を模索し、学生個々の豊かな将来を構築することが目標です。以上の趣旨をご理解いただきたく存じます。
また、机上の空論となることがないよう、社会や企業とのつながりが意識できるような内容を構成してまいります。換言すれば、大学教育と新入社員教育の融合といえます。本講座では、これを「総括的キャリア教育プラン」と表現いたします。
1.総括的キャリア教育プラン
講義・講座案
(1)15回試案
1 | 現代社会を知る | 知識から知恵、模倣から創造を事例から考える。 |
2 | 時事からわかる現代 | 現象を知ることと本質に迫ること…時事を事例とする。 |
3 | 企業理解 | 現代の企業の特徴と社会的背景を理解する。 |
4 | 企業分析 | SWOT分析を通して企業を理解する |
5 | 企業紹介 | 分析対象を設定し、共感的に企業を紹介する(プレゼン)。 |
6 | 仕事選びを考える | 戦略的な自分の売り方、活かし方を段階的論理的に考える。 |
7 | 伝えるための言葉 | SPIの「言語」を理解し、それを手段とする。 |
8 | 伝えるための手法① | “言葉”で相手に意思を伝えることを考える。 |
9 | 伝えるための手法② | “文章”で相手に意思を伝えることを考える。 |
10 | 仕事に必要な数字 | SPIの「非言語」を理解し、その意味を考える。 |
11 | 「非言語」応用編 | さらに踏み込んだ採用試験突破のための「非言語」を学ぶ。 |
12 | ヒューマンスキル | アサーション(自他尊重のスキル)などを学ぶ。 |
13 | コンセプチャルスキル | 問題解決基礎力のためのファシリテーションスキルを学ぶ。 |
14 | 個人面接演習 | 座学で学び、ロールプレイングにより「経験」から学ぶ。 |
15 | 集団面接演習 | 面接官、観察者、受験者として「経験」から学ぶ(14も同様)。 |
(2)30回試案
1 | 現代社会を知る | 知識から知恵、模倣から創造を事例から考える。 |
2 | 評論文を読む | 入社試験に頻出の「知」の語り手の文章から知恵を得る。 |
3 | 国内経済を理解する | 国内経済の現象を知ることと本質に迫ること。 |
4 | 国際経済を理解する | 国際経済の経緯を理解し、現状を認識する(ブレトンウッズ~)。 |
5 | 社会現象を探求する | 今日の象徴的な社会現象を包括的に捉える。 |
6 | 概論企業研究 | 企業研究のアプローチに基礎から取り組む(ROE~)。 |
7 | 実例企業理解 | 具体的事例から企業の有する様々な側面を理解する。 |
8 | 実践企業分析 | SWOT分析や顧客志向のワナなど「企業分析」を理解する。 |
9 | 共感企業紹介 | 自らの志望する企業を選定し、共感的に理解する。 |
10 | 実戦企業紹介 | 各人が選定した企業を他者に説明する(プレゼン) |
11 | 労働環境を理解する | 職場における労働の実態について理解し、職業選択に活かす。 |
12 | 仕事選びのマッチング | 受け手のインサイト(心を動かすツボ)はどこか、を考える。 |
13 | 戦略的売り込み手法 | 戦略的な自分の売り方、活かし方を考える。 |
14 | 情報伝達に必要な言葉 | 情報伝達に必要な「言葉」をSPIから理解する。 |
15 | 情報を「言葉」で伝える | 有効なプレゼンテーション技法を用い、実践する(プレゼン)。 |
16 | 情報を「文章」で伝える | 文章の作法を知り、読み手を意識した構成と内容とは。 |
17 | 履歴書を考える | 質問の意味を考え、説明と記述を意識した文章を作成する。 |
18 | エントリーシートを考える | 自らの情報には深浅があり、いかに掘り下げるかを考える。 |
19 | 小論文を考える | 論文作成のために必要な材料集めについて考える。 |
20 | 数字と向き合うための準備 | しばらく数字から遠ざかっている「アタマ」のトレーニング。 |
21 | 仕事に必要な数字 | どのようなビジネスシーンで数字が必要か、を考える。 |
22 | SPI非言語対策基礎 | 計算を中心とした基礎的問題を解説中心に進める。 |
23 | SPI非言語対策応用 | 文章題や難問を主とした、解説と演習併用授業。 |
24 | ヒューマンスキル理解 | コミュニケーション基礎力(アサーションなど)を理解する。 |
25 | ヒューマンスキル演習 | コミュニケーション基礎力を演習から習得する。 |
26 | コンセプチャルスキル理解 | 問題解決基礎力のためのファシリテーションスキルを学ぶ。 |
27 | コンセプチャルスキル演習 | 問題解決基礎力のためのファシリテーションスキルを経験する。 |
28 | 個人面接演習 | 座学で学び、ロールプレイングにより「経験」から学ぶ。 |
29 | 集団面接演習 | 面接官、観察者、受験者として「経験」から学ぶ(28も同様)。 |
30 | 集団討論演習 | テーマを真に把握し、他者との関係性、和と間、主張等を考える。 |
その他のご提案
(1)社会で通用する英語(英会話)とは【例】
1 | コミュニケーションとしての英語 | 英語から、他者に対するオープンマインドを学ぶ。 |
2 | 仕事で使う英語 | ビジネスで「緊急に必要な英語(英会話)」とは。 |
3 | 得点を伸ばすために英語 | TOEIC、TOEFL対策の有効な勉強法とは。 |
(2)企業の本質を直接聴く(企業研究)【例】
1 | ユニクロ | 企業の提携の在り方と社会企業としての側面について。 |
2 | カルビー | 社会的背景から21世紀の企業の指針決定について。 |
3 | いすゞ自動車 | 国内から世界へ、その展開のプロセスと現状について。 |
※ご都合に合わせて必要な科目を選択していただいて結構です。ご相談ください。